★蕎麦打ちの道具編★
以下は、体験に基づいての主観です。参考程度にお考えください。
私の蕎麦打ちの師匠(近所のおじさん)からは『包丁だけは良いものを買いなさい』と言われました。
私は、菖蒲町にある≪野口鍛冶店≫で相談して購入しました。
1)包丁
包丁も種類がたくさんありました。プロは大きくて重い柄の部分がロープ状のひもが巻かれたもの(5万円以上)を使っていますが、入門者はそこまでは必要はありません。
できれば、ステンレス素材の方が、錆びにくい面があり、日ごろの管理が簡単です。(ハガネ製のものは、使用後水洗いして充分乾燥させないとすぐに錆びてしまいます。)使ってみると、軽い包丁よりもある程度、重さがある方が切り易いと感じました。
2)捏ね鉢
捏ね鉢もこだわると、きりがありません。私の場合、ホームセンターで販売していた大きめのステンレス製ボウルで底の部分が平らになっているものを購入しました。
3)コマ板
蕎麦を切るときに包丁に当てて使用する「当て木」です。ホームセンターにもあります。
4)のし棒
専用のものは、高いですので、これもホームセンターの日曜大工コーナーにあった直径3cm×長さ75cmの丸棒で代用しています。但し、木の強度が弱いと、蕎麦カスが付いて固まった所が凹んでしまう時もありました。
5)まな板
蕎麦を切るために必要です。いろいろ試した結果、ホビー用に販売されているコルクボードが程良い弾力があり、持ち運びも楽。切っていても疲れも少なくてベストです。
※私は、コルクボードだけでは、強度が弱いので、片面に同じ寸法の発砲ボードを貼り付けて使っています。(ただし、工夫をしないと、そば粉が接着面に入ってしまい、すぐ剥がれてしまいます。)
6)計量カップ
蕎麦打ちは、水の量が重要なカギになります。季節や湿度によっても使用する水の量も微妙に変わってきます。きっちり計量しましょう。
7)キッチンスケール
そば粉とつなぎ用の小麦粉を計るのに使います。
8)霧吹き
蕎麦を打つ際に、そば粉に水を加えて行きますが、最後の微調整時に水を霧吹きに入れて使います。
9)打ち台
コンパネを半分に切断したもので充分です。コンパネの下に滑り止めのゴムマットがあると板が滑らずに扱いやすいです。
※私は、ダイニングテーブルの上にテーブルクロスを広げ、四隅をガムテープで止めてを使っています。この方法は、台の収納場所がなくて便利です。また、粉の後始末が非常に楽です。
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